ふるさとづくりのネットワークづくり

(写真は、神奈川新聞7月5日版より)

2007年4月から月刊で「ふるさと歳時記新聞」というミニコミ紙を発行し続けている方がいます。大井町の府川栄一さんです。

「ふるさと歳時記新聞」は、足柄上地域の様々な風物詩を美しい写真付きで紹介してきました。2014年5月号で終了しました。110号でした。

府川さんから手紙が届きました。ふるさとづくりへの思いは依然として熱いものがあり、新たな形でのミニコミ紙の発行も考えられているとのことでした。

また、足柄上地域には、ふるさとをもっと住みよい地域にしようと頑張っている人たちが大勢いるので、横のつながりがあればもっと大きな力になれると考えていられました。

横のつながりを求めて意見交換する機会を持ちたいとの呼びかけでした。昨日の午後、開成町民センターの会議室で話し合いの場が持たれました。

13人の参加でした。大井町や山北町、南足柄市、小田原市、開成町などで自然保護や芸術、福祉などで活動されている方や、これから行動しようという方でした。

足柄平野の荒廃地を少しでも減らそうと立ち上がったばかりの「あしがら平野一円塾」のメンバーは私も含めて5人参加しました。

大変有意義な意見交換会でした。まず会って話をすること自体が意義あります。皆さん情報が乏しくてどのような活動をしたら良いか迷うことがあります。

一緒に話し合えば解決策も自然に見つかることも多いです。市民、町民の自発的な活動は盛んになってきましたが交流の場はまだまだ少ないと感じました。

行政が市民活動団体の横のつながりを持ってくれるよう積極的に動いてくれれば助かりますが、足柄上地域では市町の境界もあって音頭取りをする自治体がありません。

そうであるならば市民町民の側で作って行けば良いだけの話しです。府川さんからの呼びかけに応じて集まった方々を核にして徐々に広げて行こうということになりました。

組織化は急がずに情報交換をまず積み重ねて様々な意見を聞いた上で形にして行こうということになりました。名称も決めずに会合を続けていきます。

住民の側から横のつながりを創っていくのですから一気には行きません。ステップバイステップ、賛同者を増やしながら一歩ずつ進むことが大切です。

次回は7月21日海の日に夕方4時から開催することになりました。夕方にしたのは会議の終了後懇親会をするためです。飲みニケーションも大切です。