一日一生、毎日がお正月

「あたらしい道の」の杉田廣善老師によれば「朝」とは特別の意味があります。
漢字をばらすと十月十日と読むことが可能です。

十月十日は誰もがピンと来るはずです。
人間の懐妊から出生までかかる標準的な期間です。

杉田老師は朝は赤ちゃんがオギャーと生まれる誕生そのものだというのです。
朝の気持ちは決定的に重要だということになります。

人間は夜眠ると心は作動しなくなります。
自然の摂理に委ねることで生命体として生きながらえています。

朝意識が戻ったとたんに心の作用で行動し始めます。
あたらしい道は心が作用する前に人を活かしてくれる存在に重きを置いてます。

ブログで何度も記述している「みたま」が人を生かしているといいます。
心がない状態、眠っている時に本当の自分があるとしています。

みたま=本当の自分は天と約束してこの世に生を受けたと書きました。
毎晩眠っていいる時はその時と同じです。

毎朝オギャーなのです。
本当の自分にかすかな記憶が残っている朝は重大な意味があるのです。

みたまと対話する決心をするのが朝となります。
欲望を払い本当の自分の視点を確保してその日一日を過ごすよう促されてます。

夜眠りにつけば心の世界が消えみたまの世界に入るのです。
床に就く直前に一日がまっとうであったかどうか点検することが大切だとしてます。

できたと思えば天に直結しているみたまにお礼を述べ失敗だと思えば詫びてやすめといいます。
このサイクルは人間の生死と同じです。

夜天に還り朝誕生です。
根源的なサイクルを支配するいわばOSがみたまだと考えればよいです。

天との調和度が上がればOSの性能は向上しますが逆の場合は故障します。
ひどいと破壊してしまいます。

この世に生を受けたからには天の期待に応え性能を上げた方が良いに決まってます。
一日一生の覚悟が必要です。

その覚悟があれば日々充実しワクワクが止まらないでしょう。
杉田老師は毎日がお正月が本来の姿といわれます。