予言者からの警告

年初は予測がはんらんします。
今年一年を予測する超短期のものが多いです。

それでも当たりません。
典型的なのはプロ野球の優勝予想です。

日本シリーズでソフトバンクにベイスターズが勝って日本一は想定外でした。
大谷翔平選手の50-50に至っては誰一人当てた人はいないと思います。

予測の範ちゅうを楽々と越えてしまうのですから致し方ありません。
ことほど左様に予測は外れます。

一方で正確に将来を透視できる超能力者みたいな人がいます。
「あたらしい道」を提唱した故・松木草垣(そうえん)女史はそんなひとりです。

愛弟子の杉田廣善老師からの受け売りです。
半世紀以上前から今日を予言してます。

細かな話から言うと「サンゴ」があります。
日本海でサンゴが繁殖すると語っていたとのことです。

熱帯、亜熱帯を生息域にするサンゴが日本海…?。
昨年11月に山形沖でサンゴが発見と報じられてます。

松木女史の予言の中で気にかかることがあります。
アメリカは衰退しロシア(予言当時はソビエト)に敗れるというものです。

アメリカ衰退の根拠は有色人種の増加です。
白人の数は減りアメリカは有色人種の国になると予言してます。

ロシアに勢力争いで負けるというのが結論です。
確かにアメリカの有色人種の割合は2060年6割弱になると予測されてます。

またロシアは虎視眈々と日本占領を企てていると語っていたというのです。
行動する時期は50年後ということです。

となるとちょうど今頃からが危険水域となります。
容易ならざる事態です。

頼りのアメリカは弱りロシアが牙をむくシナリオは厳しいです。
日米同盟があれば大丈夫と思考停止するのは危険です。

松木女史は日本は越すに越せないような苦難の時期を迎えると予言してます。
日本人は必ず這い上がるとも語ってます。

条件があり日本人は意識を改めないとならないとしてます。
天に恥じない精神態度を取り戻せと警告して1998年に98歳の生涯を閉じてます。