開成から新宿まで5時間、小田急線乗車記

昨日からガソリン代が値上げの流れです。
対抗措置はできるだけ歩くことです。

自宅から小田急線開成駅まで15分余り寒さに負けず歩きました。
この時は災難が降りかかるとは思ってませんでした。

8時前に駅に到着すると電車が遅れていました。
普段より一本前の急行に間に合ったので乘ってしまいました。

いつも通り本を読んでいるうちに居眠りが始まりました。
新宿に近づく頃に目が覚めますが昨日はなんとまだ相模大野…。

相模大野から先は各駅停車になりますとの耳を疑うアナウンス。
信号故障の影響が長引き電車が大幅に遅れたのです。

ホームに来た快速急行に乗り換えました。
座れません。

途中、気分が悪くなった方もいて成城学園で臨時停車もありました。
経堂に着いたら列車の運行を止めて復旧作業を待つというではありませんか。

一時停止中、電車のドアは全て開放したままという配慮のなさに肚が立ちました。
読むかけの本を読むことで耐えました。

出発は午後零時半、新宿着は午後1時前
思わぬ5時間にわたる居眠りと読書の長旅となってしまいました。

パスモで改札口を出ようとすると異常音が鳴り係員のいる出口へとのことでした。
一定時間を過ぎ電車に乗車していたためですとそっけない説明をうけました。

そちらの責任じゃないかと対応に出た若い係員にかましました。
お詫びぐらいするのが礼儀です。

この日忍耐はまだ続きました。
四谷に有名なタイ焼き屋さんがありお土産にしようと並びました。

このお店はタイ焼きひとつずつ丁寧に焼き上げます。
30分並びあんこたっぷりのタイ焼きをようやく手にしました。

帰りの小田急線、ダイヤの乱れを詫びるアナウンスと電光掲示が流れていました。
しかし駅の全職員がそうした気持ちを持っているかは振る舞いからはうかがえませんでした。

乗客は引っ越さない限り何があっても同じ交通機関を利用せざるを得ません。
小田急は失態を軽く見ることなく再発防止に取り組んでほしいです。