時代は幕末に近づく

時代が幕末に見えてきました。
外圧と政権の揺らぎが同時進行です。

トランプ大統領がアメリカ第一主義を前面に打ち出してます。
高い関税を課して世界を揺さぶってます。

いずれ経済の変調をきたしアメリカ国民は夢から覚めるはずです。
ただしどのくらいの時間がかかるか見通せません。

トランプ大統領も策を弄するはずです。
国内の反発が強まれば外に敵を見つけて目をそらそうとすると思います。

標的にされると厄介です。
国境を接するカナダはもはや経済的な敵国のような扱いです。

中国との関係がひどく気になります。
ウクライナ戦争が停戦になれば中国が標的だと思います。

そうなると日本は安閑としてられません。
日米同盟を口実に極端な防衛力強化を強いられる可能性あります。

激動に向き合う石破政権が安定しません。
政治とカネをめぐり揺さぶられ始めました。

6月都議選と7月参院選を乗り切るのは容易なことではありません。
政治が変動するのは必至だと見ています。

自民党内は火中の栗を拾いたくないという空気感が漂っているように思います。
野党が政局を動かす番です。

昨日のブログに書いたように国民民主の玉木代表の言動が関心の的です。
黒子となる捨て身の覚悟があることが大前提です。

党を目立たせたいとか総理になりたいとかの思惑で動いたら必ず失敗します。
国を思う止むにやまれぬ気持があるか否か問われます。

もう一人立民の野田代表の動きが注目されます。
野田代表の最近の発言は慎重です。

衆院で野党が多数であるという現実を冷静に眺めているからだと思います。
内閣不信任案を出せば成立する可能性があるので当然です。

一方で野田代表は政権の準備が整っていないことも承知のはずです。
野党第一党が冒険主義的な言動で混乱をもたらすだけに終わることを懸念してます。

しかし政権交代を目指すとするならば混乱を恐れては成就できません。
今国会中、機を見て内閣不信任案で勝負をかけるのが筋だと思います。

記事

前の記事

”総理候補”玉木雄一郎論
記事

次の記事

環境シンポジウム報告New!!