”総理候補”玉木雄一郎論

国民民主党の玉木雄一郎代表、目立ってます。
石破総理の10万円の商品券問題を受けて批判の先頭に立ってます。

「国民の理解が得られなければ総理の座にとどまっているのは難しいのではないか。」
ニュースにこんな発言している場面が流れました。

党首がここまで口にするとなれば軽々に考えることはできません。
しかも玉木代表はスキャンダルの処分が明けて間もないです。

一応言ってみたは許されません。
その覚悟があるや否や…いささか疑問です。

かつての政界の暴れん坊の亀井静香さんは玉木代表を高く買っています。
後見役の亀井さんが欠点を語っていたのを聞いたことがあります。

亀井さんは東大時代に合気道部でした。
武道の言葉を使って玉木さんのことを”寸止め”すると評してました。

やり切る覚悟が足らないとはっぱをかけていると思いました。
師匠に心配ご無用といえるチャンスがやってきたと捉えて欲しいものです。

玉木代表を総理にする会があるとのことです。
であるならばなおさらその器であることを示さないと笑われます。

与野党双方の命運を賭けた真剣勝負の内閣不信任案にどう絡むかです。
政治家としての力量を示せます。

予算成立まではたいした混乱もなく推移するでしょう。
勝負は成立後から国会会期末までです。

6月東京都議選、7月には参院選が控えています。
衆参同日選をも覚悟しながら石破内閣を総辞職に追い込むには超絶技法が求められます。

国民民主党だけ騒いでも事態は動きません。
野党全体をまとめる大仕事をしないとなりません。

黒子となって泥をかぶり野党間の調整役とならなければならないということです。
目立つことのない損な役回りですので玉木代表が耐えられるかどうかがカギとなります。

やってのければ”総理の器”であることを天下に示せその座につく日は確実に来ます。
逆の場合は”いうだけ番長”、軽い政治家との評価がつきまといます。

口に出したからやりきる。
そうあってほしいです。

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