れいわ流国会論議へひとこと
一昨日テレビをつけたられいわ共同代表の大石あきこさんが登壇してました。
石破総理のスローガンを「ドン引きしかない」とけなしてました。
目立つワンフレーズで耳目を集めるやり口を感じました。
代表の山本太郎さんが俳優出身で口上はお手の物ですので真似ているのでしょう。
昨日は山本さんが参議院で代表質問に立ってました。
弁舌は巧みでしたが芝居がかってました。
”外道”など攻撃的な用語を随所にちりばめアクセントをつけてました。
石破総理は「なるべくなら人の悪口は言いたくないものだ。」と皮肉で返してました。
主張すればそれでよしとする手法はこちらが“ドン引き”です。
令和時代のええじゃないか運動につながる危険性を感じてます。
れいわの主張は基幹税を無くせと言っているのですから重い問題提起です。
真剣に話し合う土俵がなければ一歩も進みません。
はなから実現は度外視で極論を言って目立とうとしているだけと勘繰られます。
自画自賛と一緒で不愉快さが残ります。
良い話であっても自慢話を延々とされたら冷めます。
間違っていると言われ続けたらもっとそうなります。
山本さんは役者なのですからスタイルはいつでも改められるでしょう。
やり方を変え演技指導をしたらどうかと思います。
大石さんは橋下徹大阪府知事が就任当時にかみついた元府職員だということです。
それだけの胆力を持っているならばもっと出来の良い芝居はできます。
現状はがなり立てている印象が強く芸の鍛錬が欲しいです。
相手を尊重するニュアンスが盛り込まれると変わります。
笑いをとるやり方もあります。
立民の野田代表の発言に「何を言っているのだ。」とかみついていたので素質あります。
まくしたてるのではなくゆっくり話すことです。
受けを狙うのではなく中身を濃くすることです。
消費税を廃止しても財源確保ができサービスを続けられることを説明することです。
短くても説得力ある議論があれば下手な芝居はいりません。