運気がわずかに上昇、石破総理

日米首脳会談とその後の記者会見、ジョークも飛び出しました。
アメリカ人相手にこうした味付けは効くといわれます。

アドリブだったとしたらクリーンヒットです。
トランプ大統領が得意技の恫喝を控えたのもジョーク効果だったりして…。

ほっと胸をなでおろした方が多いと思います。
私もそんなひとりです。

過剰にアメリカに同調したと批判する向きもあります。
その評価は野暮というものです。

アメリカの圧力をかわすため精いっぱいの応対だったと思います。
ただし言いなりになることは断じて避けて欲しいです。

石破総理、運が上向いてきました。
運気の上昇を招く立派な総理決断がありました。

森友問題に関連して最高裁への上告を断念しました。
財務省内の機密文書の存在が確定し文書公開の道が開けました。

元近畿財務局職員を自殺に追い込んだ原因に迫れるかもしれません。
政治本来のあるべき姿を示しました。

これで石破総理は吹っ切れたように思います。
真正面からぶつかる肚を決めたと推測してます。

開き直りが日米首脳会談で功を奏したと思えてなりません。
ただしひとまずしのいだに過ぎません。

アメリカの機嫌を損ねればいつ何時、関税引き上げの脅しがかかるかもしれません。
防ぐにはアメリカにとって一目置かれる存在になることです。

おべっかをいくら使っても効果はありません。
しもべにとして扱われるだけです。

私は日中関係の改善が最善の一手だと思います。
アメリカの怒りを買うように思う方がいられるかもしれませんがそれは浅い見方です。

米中が険悪な関係になる恐れがあるからこそ日中関係の改善が必要です。
米中間の対立激化を緩和する役目を日本は果たしたいのならば当たり前です。

アメリカにとっても過度の対決は避けたいのが本音のはずですので黙認するはずです。
感情的な反発に惑わされてはなりません。

米中の間に入り対立激化に待ったをかける。
アメリカは日本を見直し世界からも尊敬を集めるはずです。