参院神奈川選挙区、立民2人擁立で乱戦に持ち込めるか
今年最大の政治決戦、7月の参院選。
神奈川選挙区定数4、立民は現職2人公認で強気の勝負に出ました。
当選ラインの倍の100万の基礎票があると思われる自民ですらは新人ひとりです。
公明現職は固いですし初議席を狙う国民民主は勢いに乗ってます。
常識的な見方ではこれで3議席、残り1議席を立民2人と共産が争うかたちです。
立民の中で共倒れを心配する声があるのも理解できます。
私は2議席獲得を目指し勝負をかけることに賛成です。
政権交代を目指すならば現職が2人いる以上定数4の半分を狙うのは間違ってません。
2人当選はは厳しいとはいえ可能性ゼロではないと思います。
自民党が候補者をひとりに絞り守りの選挙に入ったことと関係があります。
名前が通っていない新人候補者なので自民党の看板が頼りです。
看板はかなり揺らいでますので大きく票を減らすと思います。
自民から逃げた票がどこに行くかというと国民民主が一番手です。
前回得票の4倍増で夢の100万票の大台!なんてこともあり得そうな勢いです。
自民が半減して50万票台、低落傾向が続く公明も50万票台。
立民現職で4期目の牧山ひろえさんは組合の組織的支持の強みがあり50万票台。
国民民主とこの3人で決まりとなります。
波乱が起こるとすれば前回40万票弱の立民の水野さんが票をどこまで伸ばせるかです。
共産は連続して票を減らしていますので厳しいと見て良いです。
維新は出ても党勢からして当選ラインは遠いです。
水野さんに一定の票が流れる環境はあるとはいえまだ足りません。
無党派市民がどう動くかで決まります。
立民2議席で自民を追い込もうとの無党派の風が起きれば万が一もないとは言えません。
そうなった時は国民民主以外の3議席を4人で争う稀に見る激戦となります。
可能性は低いですがまさかの坂は自民の落選ということもなきにしもあらずです。
立民の2人擁立は乱戦への引き金を引くことだけは間違いなく大歓迎です。