注目自治体の予算を拝見1~開成町~

地方議会も予算審議が始まっています。
注目自治体の予算案をのぞいてみます。

お追従が目的ではありませんので辛口をご容赦ください。
まずはわが開成町です。

第一印象は規模が大きくなったというものでした。
私の時代の予算規模は45億円程度でしたが83億円です。

町税収入は私の時代のピーク時と変わらず33億となってました。
財政力は低下してます。

地方交付税が6億円来ていて埋め合わせています。
交付税が有用な財源であることは承知です。

開成町のような恵まれた条件の自治体は不交付団体を目指して欲しいです。
私の時代は富士フイルム先進研究所を誘致して不交付団体になりました。

一朝一夕に行かないことは理解しますが本当の本気で取り組んで欲しいです。
山神町長のトップセールスを待っています。

最大の事業である駅前通り線区画整理事業に7億円ついてました。
山神町長は「オール開成で議論する。」と議会答弁してます。

詳細設計のあと議論が可能なのか心配です。
早急に構想図を示し町民の意見を聴取することを始める必要があります。

選挙公約の柱である図書館建設の予算が見当たりません。
町長就任後2回目の自前の予算なのに不思議です。

実現のための工程表を提示するのが第一段階です。
時間をかけて検討するでもよいですがオープンに進めて欲しいです。

図書館は無理でも学習スペースは提供できるはずです。
その場合は適地は駅の近接地しかありません。

駅前のスーパーをある程度高層化してワンフロアを町で借りればよいです。
小田急電鉄の所有地ですので町長が直談判すれば実現できます。

山神町長は英語教育に力を注ぐと公約してました。
補助教員を増やすということですが総額で1千万弱です。

お隣の松田町は4千万円を超えてますので見劣りします。
目玉事業らしい予算をつけて欲しかったです。

きらびやかなキャリアを積んだ山神町長に対する期待は大きいものがあります。
その期待に応え奮闘を祈念します。