注目自治体の予算を拝見9~藤沢市~

藤沢市には成熟という言葉が似合います。
人口44万人の湘南の中心都市でバランスが取れ落ち着いた雰囲気が漂います。

江の島、湘南海岸の華やいだ雰囲気、慶応の湘南藤沢のキャンパスもあります。
北部には農地が広がってます。

高度成長が始まった1956年10月に最初の総合計画が立案されました。
土地区画整理事業を用いた都市計画が初めて導入されました。

担当者は日本のかいらい国家だった旧満州で都市計画を担当した技術者でした。
旧満州は最先端の都市づくりが進められていました。

1952年から72年まで続いた保守市政で市の基礎が形成されました。
鵠沼などに優良住宅地は景観を重視する風致地区に指定されました。

1972年から96年までは革新市政でした。
葉山峻市長は市民自治を高く掲げ藤沢市の名を高めました。

葉山市政の影響は今日まで影響を及ぼしてます。
依然として藤沢は革新のにおいがする都市です。

葉山市政の市民重視の姿勢を成立させた土台を忘れてはなりません。
保守市政の20年間の間に発展の基礎が打たれたことが市民に寄り添う市政を可能にしました。

葉山市政が終焉してから30年近くが経過しました。
ごく一時期を除き保守革新両陣営に配慮する温和な保守市政が継続してます。

前置きが長くなりましたが以上のような経過を経て令和7年度予算が組まれました。
私が言いたいのは次の30年を見据えて転換期ではないかということです。

成熟した都市らしく医療や福祉や教育にまんべんなく予算が付けられています。
やや物足りない点があります。

未来に向けた思い切った投資が少ないです。
東海道線の新駅の関連基盤整備に21億が目立つ程度です。

新幹線の湘南新駅構想があります。
リニア新幹線開通が徐々に見えてきた今こそ本格的に動く時期だと思います。

リニアが開通すれば東海道新幹線は運行形態が変わり新駅設置の可能性が広がります。
藤沢市がけん引しこのチャンスを活かして欲しいです。