冊子の編集に生成AI大活躍
足柄の歴史再発見クラブで4冊目の冊子を編集中です。
『新編 富士山と酒匂川』の改訂新版です。
クラブができたのは2006年2月のことですので来年で20年です。
来年は富士山噴火後の大洪水の治水工事が完了して300年の節目にもあたります。
2011年の東日本大震災や昨年の能登半島地震など大災害が頻発してます。
2021年には富士山噴火のハザードマップの更新もありました。
ちょうどよいタイミングです。
最近の大災害で得た知見も盛り込んでいきます。
新たなテーマのひとつが津波です。
河川をさかのぼる「河川津波」は3・11で宮城県石巻市の大川小学校の悲劇を生みました。
犠牲者の家族らが学校の管理体制の不備を訴え訴訟となり勝訴しました。
学校と教育委員会は重大な責務を負うことになりました。
2016年9月に大川小学校を視察しました。
裏山に臨機応変に逃げることができなかった理由を考えました。
事前の予測と対策が不十分ということですがとっさの判断もあり得たはずです。
何が直感を阻んだのか答えが見つかりません。
想定にないことも常に起こりえるという心構えだけは持たないとなりません。
改訂新版のコラムに書き込むことにしてます。
冊子は小学4年生が理解できるというのが大方針です。
易しく書くのは難しいです。
図や写真で補うことはできますが文章そのものをわかりやすくしなければなりません。
威力を発揮するのが生成AIです。
クラブのメンバーのひとりが生成AIを駆使してました。
文章をスマホで写真に撮り生成AIに手直しをお願いすればすぐに回答が来ます。
もとの文章がしっかりしていればほぼ完ぺきに直してくれます。
文章に合ったイラストもすぐに考えてくれます。
丸投げはダメです。
訳のわからない文章がいたるところに入り込んでしまいます。
生成AIは活用次第です。
行政は積極的に使ったほうが良いです。
お役所言葉を一掃できます。
試しにやってみたらどうでしょうか。