「十月十日(とつきとうか)と書いて『朝』になる。」

高校の先輩に誘われて毎月一度、開成町で開かれている人生勉強会に参加させていただいてます。講師の先生は千葉県柏市からやってこられます。

杉田広善さんと言われる方で85歳になられます。ゆったりとした風貌で若々しいです。元々は大阪、羽曳野市の宗教団体で修業を積まれました。

その後、その団体とは離れ自ら独自に小さな集会を開いて人生の真実を伝えていられます。50年、この道一筋で歩んでこられています。

高校の先輩からはだいぶ前に紹介されていたのですが以前はそれほど本気で聞いていたとは言えませんでした。選挙に3連敗した後、なぜかもう一度話を聞きたくなりました。

昨日、勉強会がありました。開成町の酒匂川のほとりの近くにフィッシングセンターがありそのレストランの2階で開催されます。時間は2時間余りです。

フィッシングセンターのオーナーが杉田さんの熱心な信奉者で会場を貸してくれています。毎回、十数人のこじんまりした集まりです。

教祖もいなく経典もなく組織もありませんので宗教団体ではありません。杉田さんの話をうかがって各人が思うところを述べる形式で会は進行します。

毎回、ハッとするような発見があります。昨日の杉田さんの話の中で「朝」という漢字の話しがありました。「朝」という漢字をばらして考えようと話されました。

「十月十日、とつきとうか」と書いてあると言われました。人が母親の胎内にいる期間が書かれていて朝を迎えるという意味だと真意を語られました。

毎朝は誕生であるということです。日々誕生しています。生かしていただいている根本的な力(杉田さんは天と言われてます。)に感謝しなければならないと言われました。

当たり前と言えば当たり前ですがほとんど意識せずに過ごしてしまっています。毎日の有難さを改めて指摘され背筋がしゃんとする気分になります。

杉田さんの話しの根本は表面的な自分とは別に肚の底には本当の自分(杉田さんはみたま様と言われます。)があって、その本当の自分に気づくことが人生ということです。

人は、私利私欲で目が曇って本当の自分の姿が見えないで悩み苦しんでいます。日々を喜んで暮らすことで本当の自分に近づきやがて合体することができます。

そうなれば毎日は喜びとなり自由自在の世界へと飛び出すことができると言われます。仏教でいえば悟りの世界でしょうか。でも一朝一夕に達するものではありません。

私は、月に一度杉田さんの謦咳に触れることで魂が洗われて暖かさに包まれた気分になります。また参加したくなります。肩ひじ張らずに話を聞くことから始めてます。