和の国日本の構想力が求められる!

東京・湯島で多彩なサロンを展開している佐藤修さんより学会の案内がありました。
日本構想学会。https://jssk.jp/

サロンに学会の理事の方を招き6日意見交換をするとのことでした。
条件があり構想するとは何かを当日発表して欲しいというのです。

構想力のある人物と思われる人も挙げて欲しいとなってました。
どんな学会なのか好奇心から参加を申し込みました。

私が考える構想とは何かと構想力のある人物を紹介する資料も整えました。
ところが残念ながら突然風邪を引いてしまい参加を見合わせました。

構想とは破壊と創造の両面をセットで提示する羅針盤だと考えてます。
現状を批判し壊すために方策を提示するのは構想の手始めに過ぎません。

新たな仕組みを提示して初めて構想らしくなります。
まだ不十分です。

提示した内容を実践できて初めて構想力があると言えます。
破壊と創造と実践の3点セットが構想力です。

サロンでは構想力があると認める人物として北条早雲を挙げようと考えました。
早雲は下剋上により戦国時代の幕開けを告げた人物です。

小田原の小高い丘に威容を誇る城を築き関東の覇者となりました。
中世の領国支配を実力で勝ちとった破壊者でした。

まちづくりの施策は先駆的で創造者でもあります。
減税により領民の暮らしを豊かにするとともに地場産業の育成を図りました。

超一流の文化人を京都から招き文化のまちづくりを推進しました。
唐人町を作りグローバルなまちづくりも展開しました。

1500年代の小田原は日本を代表する都市でした。
小田原の存在感が歴史上ピークだった時です。

壊すだけでなく創造する、いうだけでなく実践する。
構想力はセットで考えないとなりません。

トランプ大統領が関税で自由貿易の世界秩序を破壊し出しました。
新たな世界秩序を提示し実践しないと世界は大混乱です。

日本の役割はあると信じたいです。
多様性と調和を重んじる和の国らしい構想力を示す時です。