石破政権の命運は大胆不敵さ次第

石破総理と立民、維新、国民民主の野党3党との党首討論がありました。
時間は45分と極めて短時間でした。

共産党は参加要件が整わず登壇してません。
次回は改善を願います。

立民、国民民主と石破総理との間合いに変化があると感じました。
立民との距離が狭まりました。

立民の野田代表は足を引っ張るのではなくお尻を叩くと述べました。
石破総理の表情が緩みました。

両者には通じ合うものがあると感じた瞬間でした。
危機に直面する日本にあって総理と野党第一党の代表の信頼感があることは歓迎です。

トランプ関税に関する石破総理の発言は対米配慮がにじんでました。
野田代表は自由貿易の旗手として打って出て欲しいと願望を語りました。

赤澤大臣が「メイクアメリカグレイトアゲイン」の帽子をかぶったことを問題視しました。
野田代表が日本も帽子を作りトランプ大統領にかぶってもらったらと提案しました。

私は冗談話ではなくグッドアイデアだと思いました。
ただし大谷選手が被ったかぶとの方が良いです。

ユーモアセンスは交渉にいい影響を与えます。
日本人は気まじめに考えすぎます。

国民民主の玉木代表はガソリン税の暫定税率の廃止を求めました。
年金制度改革も法案提出を求めました。

石破総理は厳しい顔で反論を続けました。
6分間の闘論でした。

国民民主は世論調査でブームの様相を見せています。
石破総理のおひざ元の鳥取島根選挙区でも擁立を狙ってます。

国民民主の椎葉幹事長は石破政権は裸の王様と言い放ちました。
強気マックスです。

石破総理の不愉快に思う気持ちが玉木代表への対応に反映しているのは間違いありません。
両者の信頼関係は崩壊していると感じました。

日米交渉は参院選前に結果が出ます。
同時進行で物価高対策があります。

石破政権が生き残るには国民を驚かすような一手が必要です。
大胆不敵な行動に出ないと命運はつきます。

訪米を重ねることは当然です。
消費税減税も聖域ではなくなりました。