保護ネコちゃんがやってきた
わが家に家族が一匹増えました。
今月初めからメスの保護ネコちゃんが家族になりました。
猫ちゃんを飼うのはほぼ初体験です。
「ほぼ」と書いたのは13年間オスの野良ネコちゃんが居ついていたからです。
飼ったというよりわが家を拠点に気ままに暮らしていたといったほうが正確です。
昼間は周りの田んぼや畑で過ごしていてお腹がすくとわが家にやってきます。
お世話は去勢手術をしたのとエサを置いておくことだけでした。
ウンチもおしっこも外でした。
周りが農地のわが家はネズミとの闘いがし烈です。
野良ちゃんは完璧に見張り番の役目をはたしてくれました。
ネズミを捕ると玄関に置いていきます。
ほめてやると俺の実力を知ったかみたいな感じでした。
野良ちゃんが死んでからぼくちゃんたちが猫を飼いたいとずっと騒いでいました。
ひょんなことから知人の家でネコちゃんの世話に困っている話を聞きました。
可愛がっていた方が亡くなってしまい9匹の保護猫が後に残されました。
3匹はもらい手が付いたものの残り6匹です。
私と僕ちゃんたちで見に行こうということになったら妻から待ったがかかりました。
何匹も引き受けるのではないか不安になったのです。
妻も一緒に見に行くことになりました。
人懐っこさそうなネコちゃんが一匹いたのですぐに決まりました。
連れてきてからお医者さんの診察を受け避妊手術も済ませました。
慣れない環境に突然投げ込まれたのでまだ戸惑った感じです。
外に出ないよう閉じ込めるのがひと苦労です。
昔の農家の造りでいたるところに戸やふすまがあって開けっ放し厳禁です。
わが家は神棚とは別にえべっさんも祀ってます。
高い場所になるのですがそこが気に入ったようなのでぼくちゃんたちが住処を作りました。
学校に行く前に声をかけ帰ってくるとまた声をかけてます。
まだひと月ですのでネコちゃん警戒感をもってます。
とても大人しい性格です。
慣れてすりすりしてくるのを楽しみに待ってます。