立民野田代表に足らない開き直り
立民の野田代表が食料品の消費税セロを参院選の公約とすることを表明しました。
予想した通りでした。
消費税税率を5%から8%そして10%へと上げる立役者のひとりは立民の野田代表です。
自分で”ザ当事者”と称してました。
当事者であっても対策を取らざるを得ないほど現在の物価高は厳しいということです。
「雨が降ったら傘をさす」と野田代表は語ってます。
野田代表が言うようにご飯が食べれない人が先進国日本で存在するのです。
支出の内の食料品に充てる割合を示すエンゲル係数は30%に迫っています。
野党第一党が何も提言しなかったら参院選は厳しいです。
”ザ当事者”による決断が食料品の消費税率ゼロでした。
枝野元代表が消費税減税を激しくけん制しました。
党内を合意に導く演出です。
雨降って地固まる方向にもっていきたかっただけです。
政治劇のひとこまだとにらんでます。
野田代表が税率ゼロの期間を原則1年としたことに疑問があります。
物価高が短期間で収まる確証はありません。
税率を上げたり下げたりするのには手間ひまもおかねもかかります。
変えたらいじらないのが常道です。
国家財政を考慮しているポーズを取っているように見えます。
言い訳じみてます。
税率を下げる判断は国家財政より国民生活を優先するとの決断のはずです。
決断をした以上は開き直るしかありません。
確たる見通しは持てないなかでゼロか百かを選んだのです。
批判に対しては「国民生活無くして財政無し」と反論すればよいです。
国民民主からの批判は減税の看板を取られたくないイラ立ちに過ぎません。
ほっと置けばよいのです。
野田代表の開き直りのなさは内閣不信任案の提出問題にもうかがえます。
腰が定まりません。
消費税の食料品税率ゼロで石破政権にボールを投げたのです。
今後の対応を見ずして先んじて不信任提出はあり得ません。
減税に踏み切らないことがわかれば提出以外に道はありません。
わかりやすく願いたいです。