恐れ知らずでモノ言う地方自治体の出現に期待

株主総会に新風を吹き込んだのはモノ言う株主です。
予定調和の伝統を壊しました。

煙たがられても言うべきことを言わないと改革は遠いです。
モノ言う株主は原動力となりました。

政治の世界でも同様の状況を創り出したいものです。
恐れ知らずの地方自治体の登場に期待を寄せます。

国政はトランプショックの対応に追われてます。
石破総理がトランプ大統領のハートをわしづかみに出来るように見えません。

日本の先行きは暗いと思わざるを得ません。
アメリカに揺さぶられて混迷の時期が続くと思います。

日本は出直すため試練の時期を迎えていると考えるほかありません。
新たな国づくりのチャンスだと前向きに捉えたいです。

地域に根付いた地方自治体が国づくりの主導権を取る日を夢見ます。
2007年からの3年間の第2次地方分権改革は中途半端でした。

地方側の自律への強固な意志が弱かったです。
その後の安倍政権の地方分権に対する対応方法が大きな勢強を与えました。

国の方針に沿えば支援するがそうでないと排除するスタイルでした。
無駄なモデル事業が増殖するとともに地方の自律への意欲を奪ったと思います。

少数与党政権となって政府の方が頼りない状態となりました。
参院選を経て不安定さはさらに増すと見てます。

私は地方の重要性が増していると捉えています。
国政がどんなに揺らいでも地域を守り抜くための拠点となるとの意識が不可欠です。

石破政権が目指す上からの地方創生とは向きを逆にしなければなりません。
地域の自主性を最大限発揮して自律を目指すのが目的です。

地方財源の充実についてモノ言う時は鮮烈に主張することです。
ただしおねだりではなくまっとうな理由を持たなければなりません。

恐れ知らずでモノ言う地方自治体は大乱世の安定化装置にもなれます。
政府の政策を地方の現場の視点から問題提起ができます。

地方自治体への国民の期待と信頼が高まることにつながります。
本当の地方分権改革です。

 

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