あしがら平野一円塾は、農業と教育の連携に取り組みます。

回村の像と尊徳生家

(写真は、二宮尊徳先生像 小田原市ホームページより)

24日の土曜日開成町で自治活動に関する補助金の審査がありました。「あしがら平野一円塾」もエントリーして説明を行いました。

メンバーで開成町会議員の小林秀樹さんを中心にメンバーの小田原の市会議員の方、二人と南足柄市の農家の方も同席してもらいました。

我々の会は足柄平野が分母ですので広域で仲間を募っています。その中心に位置する開成町にまずは照準を絞って活動をスタートさせます。

昨日打ち合わせ会議があり小林さんから報告を受けました。他市からの同席者の皆さんから応援してもらい会の意義を一生懸命伝えたということでした。

1月に発足し、4月から活動を始めたばかりです。6月14日に開成町民センターで行うシンポジウムに対する支援をお願いすることが当座の目標です。

講演者に宮城県の岩沼から来てもらうので交通費もかかります。こういった自主的な町づくりへの活動を支援してくれる制度があるのは本当に助かります。

助成をいただく以上は開成町への貢献を考えなくてはなりません。農業の再生、継続といった開成町でも直面している課題がシンポジウムのテーマです。

開成町の農家の方や町民に積極的に働きかけて農業をどう守っていくか開成町民に積極的に問題提起をしていくことを狙いとしています。

農業は足柄平野全体の問題でもあります。たとえ小規模でも農業の再生に向けて頑張っている人にメンバーに入ってもらい情報を共有したいです。

その上で新たに農業に参入するできれば若い人にその情報や技能を伝達していきたいと思います。農業再生のミニ情報センター兼農業学校みたいなイメージです。

昨日の打ち合わせでは、こうした取り組みと子供たちへの教育を絡めたいという意見が出ました。例えば学校に行けない子供たちに農業体験をしてもらうとかです。

かつて発行されていた一円札は二宮尊徳先生が顔となってます。貯金も一円からです。私たちの活動も一歩ずつです。しかし着実に進めます。

足柄平野の未来のためには農業は欠かせません。そこから教育や福祉へと展開し丸く収まるように頑張ります。二宮尊徳先生の一円融合の世界を現実にしたいです。