権威が放つ存在感が世界平和を創造する

菩提寺の宗派は曹洞宗です。
福井の永平寺が総本山だと知ってますが管長が誰かには檀家は関心がありません。

キリスト教の宗派のカトリックは異なります。
誰がカトリック総本山のバチカンの盟主になるか大騒動となります。

カトリック教徒14億人を代表する教皇を決める選考会議「コンクラーベ」が行われました。
初めてアメリカ人が選ばれレオ14世と名乗りました。

教皇とは英語で「ポンティフ」で「橋を架ける人」という意味だそうです。
神と人の間に橋を架ける存在という意味です。

お兄ちゃんが購読している「読売こども新聞」に教えてもらいました。
子ども向け新聞はわかりやすくとても参考になります。

前任のフランシスコ教皇はアルゼンチン出身です。
南北アメリカ大陸からヨーロッパを起源とするキリスト教の代表が選ばれたわけです。

教皇が注目されるのは政治と近いからだと思います。
フランシスコ前教皇は世界平和や核廃絶問題に積極的に発言をされました。

ウクライナやガザで無残な戦闘が相次ぐ中で教皇の発言は注目を集めました。
異教徒のイスラム教の国々の問題にも関心を寄せました。

日経新聞の文化欄に「ローマ教皇の2000年史」が載りました。
共産主義に対抗するためナチスドイツに接近した黒歴史もあったことを知りました。

前教皇はこうした過去の歴史の反省の上に立ち行動したと思います。
アメリカ出身の新教皇の言動は注目されます。

トランプ大統領が持つ危うさを中和する力を期待するからです。
権威となったアメリカ人教皇の存在感は世界情勢に影響を及ぼしそうです。

日本は教皇とは違う至高の権威を有してます。
天皇です。

天皇は教皇のように選挙で選ばれ権威を得るのではなくそもそも権威として存在してます。
生まれながらの権威と言えます。

天皇も憲法の範囲内で世界平和に積極的に貢献される活動を期待します。
日本の象徴として教皇とは異なる独自の存在感を放ち日本の名声を高めると確信します。

 

 

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