人生初めての大相撲観戦記

相撲通の知人より大相撲5月場所マス席の招待を受ける幸運に恵まれました。
18日の日曜日でした。


若手のガチンコ勝負を見て欲しいと招待者に言われました。
蔵前国技館の最寄り駅のJR両国駅に着いたのは12時半過ぎでした。

目についたのは静岡茶の広告の多さです。
1月には静岡みかんのキャンペーンも行ったようです。

国技館のある両国駅に意図的に照準を絞っているのです。
小兵の翠富士に人気の熱海富士、2人の静岡出身の幕内力士にあやかってのことです。

ご当地幕内力士が誕生することの意味合いは大きいと思いました。
今場所大の里が綱取りに成功したら石川県は騒ぎです。

したたかにキャンペーンを張る価値あります。
力士の応援にも災害復興支援にもなります。

相撲は午前9時10分序の口から始まります。
熱心なファンは最初から観戦に訪れるとのことです。

知人は若いうちから変化してかわす相撲を取ることを戒めてました。
「目先の星はとることはできても強さを身に着けることはできない。」。

観客は思いのほか多くて3割ほど埋まってました。
午後3時40分からの幕内土俵入りの時点でほぼ満席ですぐ満員御礼となりました。


NHKのテレビ中継に私の姿がちらりと映っていたようで妻が気づきました。
中継で見れないのは懸賞を持って回る姿です。

鳥取県倉吉市が「ふるさと納税」と書かれた懸賞金を出してました。
注目の伯桜鵬(はくおうほう)の出身地でふるさと納税を呼びかけてました。

伯桜鵬は日本最小の県の鳥取が産んだ希望の星です。
鳥取がふるさとの石破総理を越えている…。

相撲けいこ観戦ツアーは高額でも外国人に大人気だということです。
大相撲は日本最強のコンテンツのひとつだと思いました。


大関大の里の強さが際立ちました。
親方の稀勢の里以来の日本人横綱誕生を全勝で果たして欲しいです。

国技なのですから日本人横綱がいないとしまりません。
国技館に入ると一段と日本びいきになってしまいます。