7月7日「日中関係の未来を拓く!」講演会
(写真は、1971年周恩来中国首相と会談する岡崎嘉平太氏 岡崎嘉平太記念館ホームページより)
昨日、神奈川県日中友好協会の総会が横浜でありました。7月7日、神奈川県民センター301会議室で開催する講演会の内容を伝え協力をお願いしました。
講演のタイトルは、「日中関係の未来を拓く!」としました。副題に~国交正常化に命をかけた経済人、岡崎嘉平太に学ぶ~とつけました。
午後6時半から始まる第一部で岡崎嘉平太さんを特集したNHKスペシャル「命をかけた日中友好 岡崎嘉平太」を視聴します。
それを受けて第二部で岡崎さんの四男の眞さんに父の思い出を踏まえて講演していただきます。その後、意見交換を行います。
眞さんは、体調が今一つと伺ってましたが、講演依頼を二つ返事で引き受けて下さいました。父の日中友好に賭ける熱い思いが刻まれているからだと思いました。
チラシに私は、「中国の古い格言に「飲水思源(いんすいしげん)」という言葉があります。水を飲む時には井戸を掘ってくれた人を思わなければならないという意味です。日中関係が険しい時こそ、この言葉の重みを考える必要があるのではないでしょうか。岡崎嘉平太、周恩来首相との深い友情で1972年の日中国交正常化の礎を築きました。政治家でも外交官でもありません。元全日空会長。経済人の立場から国交正常化に命をかけた姿は気高さそのものです。今こそ岡崎嘉平太の思いを見つめ直し日中の平和と明るい未来を拓くきっかけを見出そうではありませんか。多くの皆様のご参加をお願いいたします。」と書きました。
総会で、政治家でも外交官でもない民間人の岡崎さんがこれほどの偉業を成し遂げました。民間団体は自信を持って日中友好に取り組みましょうと呼びかけました。
日中戦争の端緒となった盧溝橋事件は1937年の7月7日に発生しました。今年は77年目。その日に行われる講演会です。日中友好を誓いたいと決意を述べました。