『増訂版 富士山と酒匂川』刊行記念シンポジウム、明日開催
明日『富士山と酒匂川』の増訂版発刊を記念して発表会が開かれます。
午後2時より開成町民センター3階大会議室、入場料はありません。
「足柄の歴史再発見クラブ」として富士山関連の冊子は4冊目です。
出発点は『足柄歴史新聞 富士山と酒匂川』で2007年3月刊行です。
この年が富士山噴火から300年の節目でした。
クラブは前年の2月結成ですので猛スピードで編集作業を進めました。
初代会長の大脇良夫さんの執念のたまものです。
専門研究者に引けを取らない調査に基づいた内容で今なお評価は高いです。
2冊目は『新編 富士山と酒匂川』で2019年6月刊行です。
2007年と2010年の9月、酒匂川が洪水に見舞われたのが刊行の動機になりました。
1983年に上流に三保ダムができ治水は盤石との思い込みを打ち砕く災害でした。
この記録を残そうと当時会長だった小林秀樹さんが刊行を決めました。
事務局を担っていた大井みちさんの努力によるところが大きいです。
今回の増訂版の土台となってます。
3冊目はダイジェスト版で2022年3月刊行です。
英語と中国語が入りました。
富士山といえば日本が誇る国際的な観光資源です。
外国人に富士山の噴火という大災害の歴史を知ってもらう意味があります。
8年間クラブの会長を務められ昨年11月に90歳で亡くなられた佐久間俊治さんの遺作です。
事務局の大井さんが支えました。
今度の増訂版の編集は現会長の関口康弘さんと事務局長の明美さんご夫妻が引き受けました。
作業量は半端ないです。
執筆者が多彩です。
素人が楽しく勉強して防災まちづくりに貢献というクラブの趣旨を表現しています。
明日の催しの会場で会員募集をしてます。
入会していただければ1冊無料で”増訂”版を”贈呈”致します。
会員価格は千円、書店で購入の場合は1500円+消費税となります。
申し込みは、asekiguchi0203@gmail.com(関口)までお願いします。