インターネット、またの名は”天網”?
昨日考えるの止め”天意”をくみとろうと書きました。
けげんな気持ちを持たれた方も多いと思います。
この反応は明治以降の西欧文明の流入がもたらした側面が強いと思います。
欧米思想には”天意”といった概念は見当たりません。
”天意”など意識することなく人間は突き進みます。
欲望の世界で動きまわります。
欧米の思想が流入する以前の日本人は異なる発想の中に生きていました。
自然現象から”天意”を読み取りふるまいを正してきました。
明治まではこうした生き様は根付いていたと思います。
明治生まれの祖母は”お天道様が見ている”は日常語でした。
時代が下りインターネットが地球を覆うようになりました。
インターネットが天が張り巡らせた網=天網の役割をしていると感じる時があります。
インターネットはご縁を結ぶ範囲を一気に広げました。
思いもよらない出会いが起こりやすくなりました。
今年5月生まれて初めて大相撲を観戦することができました。
私のフェイスブックの投稿がきっかけで大学時代の知人と再び交流できたからです。
大相撲界に関係が深いとは思いもよりませんでした。
国技の世界を垣間見るきっかけを与えてくれました。
14日私のブログを読んだということで78歳になる母と息子さんが訪ねてきました。
母は静岡県伊東市から息子さんは千葉市からでした。
開成町のあじさい祭りを見学がてら会えればということでした。
私は地域を流れる酒匂川の治水の関連で中国の治水神禹王(うおう)をブログで書くことがあります。
中国の歴史に深い関心を持っていられて記事を熱心に読んで下さってます。
息子さんがスマホでも読めるように設定してくれたということでした。
日本と中国が再び戦争をするような時代にしてはいけないと意気投合しました。
語らっているうちに”天意”を感じとりました。
天が話し合うよう計らってくれた気分になりました。
インターネットは天のしもべとなって縁結びの仕事もします。