上田令子都議、畏(おそ)るべし!
東京都議選、今日が最終日。
昨日江戸川選挙区で立候補している上田令子都議の応援にうかがいました。
演説は気風が良くスカッとします。
ところどころに凄みを利かせます。
最初にお会いしたのは湯河原でした。
5年前でしたか…、土屋由希子さんが町議に出馬する前に勉強会を開いた時です。
上田さんはお姉と呼ばれ地方議員仲間で存在感を放ってました。
目力がありました。
昨日、地下鉄東西線の西葛西駅である国政政党の候補者とかち合いました。
南北に分かれて街宣が始まりました。
「批判するだけなら誰でもできる。」と聞こえてきました。
上田さんをやゆしているとも受け取れる演説です。
すかさず上田さんが反応しました。
「批判してみてから言って欲しい。相手は小池都知事かなり怖いですよ。」。
小池都知事に対峙したこともないのに偉そうなことを言うなということです。
かっこよかったです。
小池都知事の行政運営は”女帝”とも称されるほど都知事の指導力が強烈です。
演説の中で突如ユダヤ人の政治哲学者ハンナ・アーレントの話をし出しました。
アーレントはナチスの迫害から逃れアメリカに亡命した20世紀を代表する哲学者です。
『エルサレムのアイヒマン』という名著があります。
ユダヤ人の大量虐殺を行った当事者が殺人鬼ではなく凡庸な人物であることを明らかにしました。
独裁体制の下では普通の人が無慈悲となり残虐行為に加担します。
こうした暗黒世界に陥らないようにするためには独裁の兆しに対し闘うことが求められます。
上田さんは小池都知事相手に実践しているのです。
「上田令子都議、畏るべし!」と直感しました。
小池都知事にただ単にかみついているのではなく深い思想に裏打ちされていました。
上田さんは完全無所属で組織的な支援は皆無です。
無党派都民を頼りに小池都知事に真っ向勝負を政治信条としてます。
4期目当選を果たすことは無党派都民の革命ともいえる偉業です。
明日の投開票が楽しみです。