衆院神奈川県第17区、次期衆院選の前哨戦スタート
立民野田代表の内閣不信任案の提出見送りは落胆です。
提出すれば全政党のぎりぎりの判断を見ることができました。
驚いたのは共産党の反応でした。
田村委員長は提出見送りを妥当な判断だとしてました。
本当に提出されたらどうなったか興味津々です。
主戦論の建前との間で悩み抜いたでしょう。
維新の前原代表代行が野田代表の判断を是としたのはわかります。
維新は逆風ですのでほっとしたのでしょう。
国民民主の玉木代表はいささか拍子抜けだと語りました。
そうならばなぜもっと大胆に仕掛けないのか度胸のなさが気になります。
与党の公明党がいちばんハラハラしていたと思います。
衆参同日選となれば選挙態勢の再構築は至難の業だからです。
逆に言えば公明を大混乱に陥らせる絶好の機会でした。
野田代表は公明を救いました。
問題は自民党です。
建前は直ちに衆院解散でした。
本音はそんなはずはありません。
解散回避のため維新に猛アタックして不信任案否決に持ちこむ工作をしたはずです。
国会最終盤の大立ち回りの舞台は幕が開かないまま終演となりました。
与野党双方があうんの呼吸で大乱世を避けた出来レースだと思います。
参院選単独となると国民の関心はかなりの程度薄れます。
しかし次の衆院選を意識してスタートを切った選挙区もあります。
私の地元の神奈川県第17区では立民の佐々木ナオミさんが早速国政報告会です。
衆院選並みに力を入れようとの意欲を感じます。
参院選と言えども保守地盤の選挙区で立民がどの程度票を取れるかは注目です。
衆参同日選があれば佐々木さんと自民の牧島かれんさんの激闘第2ラウンドでした。
佐々木さんは昨年10月の初挑戦で僅差まで迫り比例復活しました。
地域密着の運動を重ね小選挙区での勝利も見えてきたと思っていました。
一気に白黒つけたかったですが楽しみは先にとっておきます。