東京都議選、江戸川区・江東区で無党派都民革命成る
東京都議会議員選挙一押しのふたりが当選しました。
上田令子さんと三戸文(さんのへあや)さんです。
定数5の江戸川区の上田さんは32555票で2位でした。
前回は27509票で3位でしたので見事伸ばしました。
投票率も6%超上がりました。
江戸川区の有権者の関心が高まったことも勝因です。
NHKの出口調査は5位でした。
出口調査と結果を見ると当選者こそ合ってましたが順位は違います。
朝日新聞の出口調査は上田さんが1位となってました。
朝日の方は共産が3位で都民が7位となってました。
出口調査あてになりません。
むしろ選挙区で感じた勢いに基づく事前の読みの方が当たってます。
選挙報道が看板のNHKは外れた原因の分析を願いたいです。
出口調査に基づいて開票と同時に予測発表は危険です。
定数4の江東区では三戸さん快挙です。
昨年の補欠選挙で8万7千票の断トツ当選の勢いを堅持しました。
51787 票で2位を2万票引き離してトップ当選です。
江東区でも投票率は5%超上がりました。
三戸さんの街頭演説の時聴衆はまばらです。
動員が可能な政党候補者に比べると極端な差がありますが結果とは関係ありません。
江戸川、江東両区の選挙結果は無党派市民革命の可能性を感じさせます。
完全無所属でも勝ち上がれることを実証しました。
看板政策は反小池都知事の一点突破全面展開です。
物価高ではなく東京都政の行財政改革を争点にし続け勝ち上がれました。
小池都政の無駄遣いを断ち切れの訴えは舌鋒鋭かったです。
無党派都民の胸に突き刺さりました。
両区の有権者の関心が高まったことが重要です。
投票率が上がれば完全無所属候補が勝負できます。
それでも投票率は江戸川区で45.86%、江東区で49.13%です。
あと5%上がったら他を圧する気がします。
相手が都知事であってもひるまない高い志と胆力。
地域密着の地道な運動と現場の視点に基づいた政策研さんが無党派都民を引き付けました。