あなたが首長ならどんなまちづくりをしますか?
神奈川大学まちづくり講義の試験レポートのテーマが決まりました。
「〇〇知事、市長、町長、村長ならこうする。」です。
都道府県知事か市町村長になったつもりで理想のまちづくりを書いてもらいます。
外国の都市でもよいと付け加えました。
小学生気分で思い切り妄想して欲しいです。
評価基準は新規性のみです。
出だしでインパクトのあるひとことがあった方が注目を引くと言いました。
就職試験の小論文も一緒です。
長大な文章を一字一句読んでくれません。
読んでもらうための工夫が必要でそれは出だしにあるといいました。
私が神奈川大学の学生で私の講義を受けていたとします。
どの市町村を選びレポートを書くでしょうか。
間違いなく山北町です。
酒匂川をはさんで隣町ですし母親の実家で親戚も多いです。
なじみがあることは選択する際の大きな要素です。
私は落下傘でまちづくりは到底考えられません。
何らかのつながりがあって始めて熱くなると思います。
情熱は郷土愛になり苦しい時でも踏ん張れます。
山北町には希望があることも理由のひとつです。
21世紀型のまちづくりの可能性を存分に秘めているからです。
首都圏内で交通の利便性もあります。
第2東名のスマートインターチェンジも工事中です。
町域の90%を占める山林はこれからの資源です。
政府を挙げて花粉症対策を取ろうとしてますし知恵を出せば道が拓ける気がします。
修験道の儀式を民俗芸能にしたお峰入りをはじめ足柄地域でいちばんの歴史と文化を誇ります。
1707年の富士山噴火後の酒匂川の治水工事を行った田中休愚は山北に拠点を構えました。
田中は元川崎宿の名主今でいえば川崎市長です。
その川崎市と山北町は水源をめぐって交流が進んでいます。
川崎市とさらに緊密な関係が築ければ発展の可能性は広がります。
横浜市と山梨県道志村の関係をお手本にしたらどうでしょう。
残る課題はやってみようと行動する人たちが出てくるかです。
いると思います。