立民は政権交代への執念を示して欲しい
立民の野田代表の都議選をめぐる発言に首をかしげます。
石破政権批判の民意が立民にも集まり一定の躍進だと発言しています。
立民が得た議席は前回より2議席増の17議席です。
議席がなかった国民民主が9議席、参政党が3議席獲得した方が意味合いは大きいです。
政権批判の民意が集まったとは思えません。
私は国民民主の失速で救われた側面が大きいと見ています。
立民と国民民主の前身の民主党が全盛の時は都議会で54議席ありました。
いまは26議席ですので復活には程遠いです。
野田代表が盛ってまで成果を大きく見せたかった理由があります。
蓮舫さんを参院比例代表に擁立する伏線だと思います。
野田代表は自らに近い蓮舫さんが都議選勝利に貢献したとと言いたいのでしょう。
擁立への批判があるため反対を弱めたいとの思惑があったと見ます。
国民民主の山尾騒動とまではいかないもののそれなりの影響は出ます。
一時期は政界引退を公言していた蓮舫さんをこじつけで擁立したことは禍根を残しました。
蓮舫さん擁立は野田代表の危機感の欠如を感じます。
政権交代の本気度を疑いたくなります。
野田代表が蓮舫さん擁立を断念する決断をしたら身内を切る姿勢は凄みをまといます。
参院選前の党内結束を高め政権交代にかける執念を示すことになりました。
衆院神奈川県第17区では立民の佐々木ナオミ衆院議員が国政報告会を明日と30日開催します。
https://naomi-sasaki.com/category/osirase/kokusei-q-report/
参院選に向け危機感の表れです。
地域密着で活動を重ねている佐々木さんならではの行動だと評価します。
佐々木さんは参院選を次期衆院選の前哨戦だと捉えてます。
保守地盤の17区内で自民をどこまで追いつめられるか勝負をかけてます。
政権交代を目指す立民議員の本来のあり方です。
政権交代は立民候補者全員が危機感を共有しなければ実現しません。