開成町議清水友紀さんの飛び切り上品なまちづくり講義
神奈川大学まちづくり講義、今年度のゲスト2人目は開成町議の清水友紀さんでした。
開成町のまちづくりを語ってもらいました。
私の講義のやり方に慣れてしまっていた学生はさぞかし戸惑ったことでしょう。
ひとことで言えば気品があるかないかの違いです。
私の講義は盛り上げ型で張ったりありです。
清水さんはにこやかに静かに語りかけます。
好印象だったことは講義後の感想に如実に表れていました。
町長になって欲しいがふたり、開成町のインターンシップを受けたいがひとり。
意見交換をしたいと見し出た学生さんとはライン交換をしてました。
面白かったですと声をかけ教室を後にする学生が相当数いました。
清水さんは生まれはアメリカで大学もアメリカの芸術大学卒業です。
ご主人の勤務の関係でドイツでも生活し海外暮らしが長いです。
海外のまちづくりを写真付きで話題にしたのが良かったようです。
フランスの小さな村のバラのまちづくりは素敵でした。
村人の協力で各家庭の庭がバラ園に変身してました。
町中がバラ園です。
開成町はあじさいのまちですが足下にも及びません。
清水さんは開成町の魅力をもっと磨き上げる必要性を強調してました。
開成駅前のマンションに移住した後自治会長に就任。
2年前の町議選に出馬し、ただひとり千票を超えて断トツのトップ当選でした。
清水さんのようなキャリアの方を違和感なく受け入れ町議会に押し出すのは町の力だと思います。
移住者に対し敷居が低い町の個性は発展の原動力です。
町議デビューしたとたんに清水さんはちょっとした衝撃を与えました。
山神町長に臆することなく問題提起する姿はさっそうとしてました。
ほかの町議は口にこそ出さないものの刺激を受けたはずです。
町職員にも良い緊張感をもたらしたと思います。
今日の講義を聴いて清水さんの可能性の高さに改めて目を見張りました。
日本国内だけでなく海外の先進的なまちづくりにも目を向け視野を広げて欲しいです。