立民嫌いの立民推し

私は立民支持者ではありません。
野田代表が内閣不信任案を提出しなかったことは今でも腹立たしいです。

本気で政権を獲りにかかるなら千載一遇の機会を放棄するはずがありません。
与党とのなれ合い志向だと見て取りました。


昨日小田原で立民の参院選街頭演説会がありました。
メインゲストは小川淳也幹事長でした。


力強くはっきりとした口調で立民が目指す政治のあり方や政策を述べていました。
さすが幹事長という風でした。

しかし小川幹事長には致命的な弱点があります。
おひざ元の香川選挙区で候補者を擁立できませんでした。

香川は自民現職と国民民主の事実上の一騎打ちです。
国民民主の玉木代表のおひざ元で一歩リードと報じられてます。

香川で立民は国民民主の補完勢力になっているのです。
野党第一党の幹事長として責任を感じて欲しいです。

もし政権交代が実現して立民内閣ができたと仮定します。
総理は野田代表、官房長官は小川幹事長となるのが順当です。

官房長官のおひざ元の香川で参院選で候補者を擁立できないとしたらどうなるでしょう。
力量が問われてしまいます。

それでも立民候補を推すのにはわけがあります。
衆院神奈川第17区内で自民に勝利して欲しいからです。

上から目線の自民党政治の流れは断じて変えないといけません。
保守地盤の衆院神奈川第17区で圧勝すればインパクトは大きいです。


佐々木ナオミさんが昨年10月の衆院選で自民との一騎打ちで大接戦を演じ比例復活しました。
大健闘を支えた原動力に無所属の地方議員のネットワークがありました。

佐々木さんは立民の看板を背負うのと同時に無所属の市民派地方議員たちの象徴でもあります。
二刀流の国会議員です。

私はここに保守地盤における政治変革の可能性を見ています。
しがらみのない無党派層の力量を保守地盤でも示せる格好の選挙区なのです。

私の最大の関心は次の衆院選です。
佐々木さんが小選挙区で勝利すればちょっとした地域革命です。