オノマトペ音楽祭、ミスマッチの刺激が何かを産む!

誰もが予測できる結果に終わるのが「予定調和」です。
この流れを壊す手段があえて異質なものをぶつける「ミスマッチ」です。

私はどうなるかわからないスリル感に逆に魅力を感じてしまう妙な質です。
そうした意味でミスマッチに頼ることがしばしばあります。

ただし当然不安感が付きまといます。
ハラハラドキドキの期間が必ずやってきますがそれも楽しみのうちと割り切ってます。

ところで”ハラハラドキドキ”みたいな日本語のことをオノマトペといいます。
難しく言えば擬音や擬態を表す言葉で日本語は豊富です。


そうしたオノマトペを前面に掲げたコンサートが8月2日開成町であります。
「オノマトペ歌謡祭」です。

開成町制70周年記念の町民公募のコンサートで私は実行委員長です。
しかし主催者の私でもどんな内容なのかそれこそ”ちんぷんかんぷん”です。

開成町は異質なものを受け入れる素地があると考えてあえて仕掛けたコンサートです。
プロデュースしたのはテクノロックバンド、ヒカシューのリーダー巻上公一さんです。

高校の同級生の巻上さんは高校時代から飛び切り尖った異質な存在でした。
その彼が1990年代音楽シーンを疾走していたのをテレビで見て妙に納得したものです。

今回のコンサートで巻上さんがゲストに呼んだのは女性2人組のユニットすずめのティアーズです。
最初のアルバムが音楽雑誌のJ-pop部門の一位にランクされた注目株です。

民謡を土台にしたJ-popとのことで興味津々です。
さすが巻上さん目のつけどころが違います。

最初のミスマッチの話に戻ります。
巻上さんプロデュースのオノマトペ歌謡祭は単独コンサートではありません。


翌日の3日にはクラシックコンサートがあり2日間でセットのイベントです。
3日の方は地域で活躍しているクラシック音楽家たちが出演する正統派の内容です。

2日間合わせてミスマッチイベントとなってます。
興味を持たれた方は是非ともお出かけください。