参院選について
選挙報道はNHKの看板が泣いています。
都議選の出口調査がでたらめなのを目にしてNHK幹部の知人に苦言を呈しました。
修正されたとは言えません。
群馬と栃木、いずれも野党が上でしたが結果は自民が議席を死守しました。
保守王国の注目の選挙区だけに誤りは目立ちます。
原因は明らかです。
期日前投票の結果は出口調査には反映されてませんので狂うのです。
期日前投票する有権者は全有権者の25%に上っているのですから対処が不可欠です。
選挙の最大の注目点は与党が過半数を維持できるかどうかでした。
NHKは20日午後8時過半数維持は「難しい情勢」と報じました。
早朝のニュースでは「微妙な情勢」に変わってました。
比例代表の開票が終わらないのに加え接戦の選挙区が残っていてビビったんでしょう。
朝7時で過半数割れと報じてました。
NHKの元政治記者の眼から見るとお粗末な報道でした。
NHKの選挙報道の力量の低下は深刻だと思います。
人手不足なのか何が原因かわかりませんが危機的です。
私の主たる関心は地元の衆院神奈川第17区内の自民と立民の得票の動向です。
最大の票田の小田原では自民候補が7票差で立民候補を上回りました。
立民は4期目の現職で自民の候補者は知名度に乏しい新人なので勝てると見てました。
小田原の自民党のしぶとさを感じました。
もうひとつの票田の秦野では立民候補が879票上回りました。
秦野も強固な保守地盤ですのでちょっとした事件でした。
その他の1市9町では開成町と二宮町が立民の勝ちであとは自民でした。
自民の壁はまだ厚いです。

立民衆院議員の佐々木ナオミさんを熱烈応援してます。
昨年10月衆院小選挙区で僅差で敗れ比例復活でした。
小選挙区で勝てなければ衆院議員は半人前です。
代議士というからには地域を代表する存在であることが求められるからです。
佐々木さんは市議県議を経て這い上がりその素質は十二分です。
次の衆院選に備えて欲しいです。

