大学生のまちづくり提案より2~相模原市立大学~
まちに大学があるというのは憧れでした。
開成町のような小さな町にとっては見果てぬ夢です。
地元の伝統ある農業高校に着目しました。
高校を地域のミニ大学と位置付けました。
開成町内の幼稚園小学校中学校と農業高校との連携を強めました。
高校生が児童生徒のいわば先生となって農業体験学習を手助けしてもらいました。
高校生にとっても貴重な体験になったはずです。
本物の大学があればさぞかし様々な分野で連携ができるだろうとうらやましいです。
神奈川大学まちづくり講義の試験レポートの中にそのものずばり大学の創設提案がありました。
JAXA=宇宙航空研究開発機構のある相模原市が対象でした。
大阪公立大学などをモデルに市立大学を新たに創るというのです。
まず大学の学費を安くということを掲げていて現在の学費の高さに対抗してます。
教員一人当たりの学生数も私立大学に比べ押さえることで質の高さも追及するとしてます。
学生数2万人に迫るマンモス大学である神奈川大学の現状をチクリと刺していると感じました。
際だ斧特色は特定分野へのこだわりです。
JAXAと密接に連携して「宇宙科学学部」と設立すると問題提起してます。
これは売りになります。
JAXAにとっても刺激になると思います。
レポートはさらに続きます。
卒業生たちを地元企業へ就職あっせんをすることに努めるとのことです。
相模原市のモノづくり企業群の人手不足解消に役立ちそうです。
地元の学生たちにとって憧れの大学となり若者の地元離れの抑制力になりそうです。
レポートにはありませんでしたが世界を視野に入れた大学となる可能性を持ってます。
日本の最先端を触れる場だという特色を磨けば世界から留学生を集められます。
相模原市に世界との連携の目玉が誕生する訳です。
相模原のまちづくりを一変させる可能性があります。
相模原市は人口72万人の大都市です。
市長が本気になって実現しようとすればできない話ではありません。