住民が創る町制70周年記念音楽フェス終了

8月2日3日連続して開成町制70周年記念コンサートを開催できました。
昨日は地域で活躍するクラシック音楽家たち5人が出演しました。


ソプラノの歌、ピアノ、チェロ、クリスタルハープの3種類の楽器の演奏でした。
200人近い観客で盛り上がりました。

山神町長も一緒にふるさとを歌ってくれました。
無茶振りに応じて下さりありがとうございました。

足柄地域でクラシックを盛んにしようと力を注いでいるベテラン音楽家はいます。
南足柄市在住のソプラノ歌手の橋本京子さんはそんなひとりです。

クラシック音楽を知ってもらおうと活動を20年以上続けていられる民間の方もいます。
開成町在住の柳田和彦さんは代表です。

橋本さんや柳田さんの力で今回のコンサートは実現できました。
継続が次の目標です。

今回のコンサートでクリスタルハープという耳慣れない楽器の演奏を初めて聴きました。
演者は大井町在住の深澤やよいさんで深淵な音色でした。

コンサートの最後は開成町在住のピアニスト小澤由美さんの演奏でした。
ポーランドのショパン国立音楽大学で学んだ本格派です。

小澤さんのような実力ある音楽家はもっと羽ばたいてもらいたいです。
出演の機会を増やしたいと痛切に思います。

今回のコンサートは200万円近く経費が掛かってますが行政からの資金援助は一切受けてません。
企業からのふるさと納税と個人寄付、入場料で賄いました。

行政に頼らなくてもできることを示したい思いがありました。
良質な芸術を提供したいという強い意志があれば応援して下さる方はいます。

おとといのヒカシュー&すずめのティアーズのお客さんは遠方からのお客さんが大半でした。
昨日は近隣が圧倒的です。

飛んでいる音楽と地域密着のクラシック。
ミスマッチな取り合わせが力を発揮し様々な観客に足を運んでいただきました。

目新しい取り組みを許容する開成町だからできました。
開成町の躍進は挑戦を受け入れる土壌にあると思います。