大学生のまちづくり提案より5~スポーツ・文化・芸術~

NHKBSで「スポヂカラ!」という番組があります。
スポーツの力で地域を元気にする挑戦を追いかけた番組です。

スポーツが地域をひとつにしいかに活気づけるかが理解できます。
最新回はJ1に昇格した岡山のサッカーチーム「ファジアーノ岡山」の物語でした。

サッカー不毛の地から昇り詰めるドラマでした。
徐々に地域が熱狂の輪になって行く姿は感動です。

横須賀市にある日産の追浜工場が生産停止になります。
跡地をどう活用するかは大きな課題です。

スポヂカラに期待を寄せる提案がありました。
DeNA横浜ベイスターズと全面的にタイアップはどうかという中身でした。

親会社のDeNAは注目のIT企業ですので可能性あります。
追浜をDeNAタウン化することになります。

日産なのでサッカーのマリノスタウンの方が好ましいという意見は当然出ます。
両方一緒でも大丈夫ぐらいの広い敷地がありますので両にらみでどうでしょう。

文化とか芸術は依然としてまちづくりの中で影が薄いです。
時代の潮流を捉え損ねています。

メイドインジャパンだけでは食べて行かれなくなっているのが現代日本です。
ウェルカムジャパンへの発想の転換は必然です。

観光立国を唱えて外国人観光客を呼び寄せいればよいというものではありません。
今こそ地に足が着いた文化・芸術政策が必要です。

みなと町横浜をウィーンやザルツブルグのような音楽都市にするという提案がありました。
世界最高級の音楽の殿堂となるコンサートホールを建設し東京の向こうを張るというのです。

突出した場が出現することで既存の施設との連携が深まり横浜を音楽都市にするというのです。
大胆不敵な逆転発想です。

ホールが完成すれば世界へ発信できる音楽祭も可能です。
横浜国際音楽祭!。

377万人の日本最大の基礎自治体が本当に本気になって20年取り組めば実現可能です。
2050年の横浜がいったいどんな姿なのかを妄想させるに十分な提案だと思いました。