ピンチをチャンスに変える本物の首長が必要!

つい先日、大学時代の友人と話をしていてハッと気づきました。
何を成し遂げ何をまだ果たしていないかということです。

友人は国際金融畑からスポーツビジネス、今は大学の教員です。
教育に携わることはひとつの夢だったと話していました。

実務経験者教員として”教えない授業”に徹しているということです。
教師は問いを立てることに集中し学生が答えを見つけ出す手助けをする言ってました。

確かに前例が通用しない時代ですのでこうした構えは重要です。
自ら手がかりを見つけ実践する力を養わなければならないからです。

友人は生涯の夢を果たしながら意義ある挑戦を続けています。
学ばなければと思いました。

私は開成町という小さな町ですがまちづくりは満喫しました。
小さくてもきらりと光るためのまちづくりの原則をみつけました。

大学でその原則を洗練させることができました。
残る夢は次の世代に開成町のまちづくり手法を参考に全面展開してもらうことです。

神奈川県西部地域で地域革命と呼べるような地域活性化のうねりを興したいと考えてきました。
保守地盤で変化への抵抗が強いと思われる湯河原町に照準を絞りました。


町議の土屋由希子さんの剛腕を高く評価し町長選の大勝負をしたのですが2回連続完敗でした。
土屋さんの挑戦自体はもちろん子育てを重視する政策も間違っていません。

課題はいわゆる地上戦の方にあったと思います。
地域に根差した一定の組織力がないと強固な保守地盤は崩せないことがわかりました。

人口減少・少子高齢化が急進展する日本のまちづくりはこれから次々と試練が押し寄せます。
ピンチをチャンスに変える意思と能力を持っている本物の首長がいないと危ういです。

我こそはと思うならばたとえ強固な保守地盤であっても首長に打って出て欲しいです。
変革しないとますます衰退の道を歩むことになります。

危機はひとを結束させます。
首長の地域を救いたいという意思が強固ならば道は開けます。