流動化してきた石破ゾンビ政権の存続
小泉農水大臣が総裁選の前倒しについて慎重に見極めると昨日発言しました。
閣僚として支えるとしてきた立ち位置が微妙に変化していると感じました。
党内の情勢が読めなくなってきていることが反映していると読みました。
情勢が流動的なことを証明しています。
石破総理の粘り腰は世論の支持を引き寄せ流れをつくったかに見えました。
ここにきて政府内からも総裁選前倒しを求める声が出るなど事態は変化してます。
自民党内に権力闘争を仕切れる軍師は見当たらず台本を描き振りを付けれるつわものがいません。
世襲政治が進行したたき上げの胆力の持ち主がいなくなってしまったのです。
こんなところにも自民党の弱体化が見て取れます。
軍師もどきが仕掛けるので大河ドラマにならず視聴率稼ぎのバラエティーになってしまいます。
唯一仕切れそうなた立ち位置にいるのが森山幹事長です。
どんな踊り方をするのかが見ものです。
森山幹事長が明日の参院選結果を総括した後に辞意を表明するかどうか注目してます。
自分の首と引き換えに石破政権の存続を図る賭けに打ってでるかが焦点だと思います。
森山幹事長が辞任表明することで関心を党役員・内閣改造に向かせる目論見です。
石破総理の首を守ることにつなげようとする窮余の一策です。
森山幹事長まで続投ではだれも責任を取らないことになり反石破勢力は勢いづきます。
つたない石破おろしでも成功する可能性が高まります。
石破体制の要だった森山幹事長の辞任は石破総理にとって大きな痛手です。
森山幹事長自ら最大のカードを切ることで一気に決着を図る大勝負です。
後任をだれにするかという難問が残ります。
私が石破総理ならば林官房長官を充てます。
野党との関係を考えればタカ派は置けません。
ポスト石破を狙うならば汗をかけとのメッセージにもなります。
石破政権が存続になったとしても責任を取らない総理の烙印は消えません。
ゾンビ政権は不安定な政局運営を強いられます。