開成町と北海道の子どもたちの交流事業を盛んにするために

7月3泊4日で23人の開成町の小学5年生6年生が北海道幕別町を訪れました。
十勝平野の中にある幕別町はパークゴルフ発祥の地で開成町とは30年の交流があります。


14日開成町民センターで報告会がありました。
小6の孫が発表するので聴きに行きました。

各グループごとに環境、歴史、食べ物や農業など選んだテーマに基づいて報告がありました。
山神町長の発案で急きょ子どもたちとの質疑の場ができました。

私も手を挙げてみました。
幕別町にはナウマンゾウという絶滅した巨大な象の化石が発掘されていて展示館があります。

小学生には難しい質問でしたが恐竜はいたのかなと聞いてみました。
教育長さんが代わりに別の地域で恐竜の化石も発見されていると解説しました。

子どもたちの瑞々しい感性による報告は新鮮です。
しかし掘り下げる工夫があっても良いと思ったので質問しました。

北海道は開拓の地であると同時にアイヌ民族が暮らす地域でした。
この大切な歴史の報告がなかったのは残念です。

ヒグマの被害について報告があっても良かったです。
もう少し現代的な話題を組み込む工夫を期待します。

来年は幕別町の子どもたちが開成町を訪れる番です。
今回参加した5年生がおもてなしの一翼を担うということです。

余計なお世話かもしれませんがひとつ提案があります。
300年前の富士山の噴火と洪水の歴史についても伝えて欲しいです。


富士山は幕別の子どもたちも関心があるはずです。
いつ噴火するかわからない活火山であることを知ってもらうのは意義あります。

小田原市など近隣市町と連携しないと充実した中身にはならないように思います。
小田原城や二宮金次郎についてもぜひ伝えて欲しいです。

最後にもうひとつ、幕別の子どもたちは大都会が見たいはずです。
開成町周辺地域だけでは飽きてしまいます。

予算が許すなら3泊目は横浜はどうでしょう。
羽田空港に近くなるし最高のプレゼントになるのではないでしょうか。