内閣府募集コミュニティー防災教育推進事業への提案採択される!

足柄の歴史再発見クラブの会員から国が防災教育に力を入れているとの情報を得ました。
早速行動に移しました。

6月クラブの取り組みを文科省の担当部局にプレゼンに行きました。
20年近い活動実績がありアピールするチャンスと思いました。

富士山の噴火とその後の洪水と関東大震災について冊子を刊行し出前事業を行ってます。
災害の歴史を学び今に活かすことは立派な防災教育です。

佐々木ナオミ衆院議員より内閣府がモデル事業の募集を始めたと連絡を受けました。
8月8日に募集要項が発表されていました。

締め切りが9月8日で時間がありませんでしたが思い切って挑戦してみました。
18日条件付き採択の連絡がありました。

内容の吟味が厳しく調整にひと月以上かかりました。
ようやくまとまり昨日提案を採択するとの連絡が届きました。

足柄の歴史再発見クラブの提案はふたつです。
ひとつは昨日のブログで紹介した開成町内の小学4年生への出前授業です。

補助金が付きますので4年生全員にクラブが作成した冊子を配布することができます。
『増訂版富士山と酒匂川』と『関東大震災のあとをめぐる』の2冊です。

もうひとつは来年1月31日瀬戸屋敷をまるごと会場にして防災を学ぶ一日にするアイデアです。
母屋では富士山の噴火とその後の洪水の歴史を学ぶ展示とミニ講座を行います。

土蔵では特別イベントを考えました。
琵琶の演奏と語りで災害の歴史を学んでもらおうと企画しました。

近くの別の古民家で「震災かぞえ節」が発見されましたのでこれを題材にします。
新たに富士山の噴火とその後の苦難の歴史を語る新作も披露してもらうことにしました。

琵琶という伝統的な芸能で災害を扱い防災につなげる試みはユニークだと自負してます。
宣伝を頑張って人を集めることが最大の課題となりました。

足柄の歴史再発見クラブは、来年2月で発足20年を迎えます。
記念イヤーである2026年は新年早々から全力発進となりました。