政界の暴れん坊、亀井静香親分健在
亀井静香さん現役時代は政界の暴れん坊として名を馳せました。
”暴走老人”という愛称までありました。
11月で89歳ですが意気軒昂です。
『財界さっぽろ』という雑誌のインタビュー記事を読みました。
8月に北海道に静養に訪れた際に取材を受けたとのことです。
https://zaisatsu.jp/news/article-59303/
石破総理は退陣表明する前にひんぱんに亀井さんのところに通っていたようです。
電話はしょっちゅうと書いてありました。
亀井さんは石破おろしに反対でした。
アメリカと関税交渉しているさなかに足を引っ張るとは何事だという考えです。
石破総理への指南は衆院の解散でした。
自民党は負けるが負けることを覚悟して選挙をと求めたということです。
解散の雰囲気が一時期盛り上がりましたが発信源のひとつはここにありました。
暴れん坊軍師健在です。
しかし石破総理にそんな度胸がありません。
ズルズルと決断は先延ばしされ最終的には退陣へ追い込まれました。
亀井さんのリーダー論はリーダーは風圧がないとだめというものです。
石破総理にはそれが足らないと喝破してました。
政治家が小粒になったことを憂いてます。
小選挙区制で政治家がサラリーマン化したと指摘してます。
自分がバッジをつけることだけに汲々としているということです。
同感です。
亀井さんは国民民主党の玉木代表もバッサリ斬ってます。
可愛がってきた玉木さんへの愛のむちだと思います。
浮気して奥さんに謝ったと公の場で発言したのが気に入らないようです。
浮気相手の気持ちもおもんぱかって振る舞うのが日本男子だというのです。
”そんな男に総理を任せるわけにはいかない”。
サムライ道を感じさせます。
最後に幕末の志士高杉晋作の言葉を引用してます。
「面白き事もなき世をおもしろく、住みなすものはこころなりけり」
人生心の持ちようという意味だと解説してます。
さ迷える自民党への指南が楽しみです。

