立民再生のカギは地域での地道な活動にあり


24日夜自宅に戻ったらポストにチラシが入っていました。
立民元代表の枝野幸男さんが来月4日に開成町と小田原に来て街頭演説会を開きます。

立民衆院議員の佐々木ナオミさんの政党支部の主催です。
自民党総裁選ばかりに注目が集まる中で負けてはいられないとの心意気を感じました。

立民の反転攻勢はこうした地に足が着いた活動から始まります。
佐々木さんはこの姿勢をさらに徹底して欲しいです。

自公の与党が衆参両院で過半数割れをしている状況下では野党の主張が通ります。
どのような主張に重点を置き与党側に飲ませるか野党各党は競争です。

こうした中で野党第一党の立民の存在感は低下しています。
NHKの最新の世論調査では40代の支持率は2.2%30代以下で3.0%です。

現役世代や若い世代から見放され高齢者に偏った支持の政党となってます。
立民のこれからを考えると由々しき事態です。

参院選で躍進した参政党の”日本人ファースト”のような派手さはありません。
国民民主の”手取りを増やす”ような現役世代に刺さる政策もありません。

ネット発信を強化しただけでは支持率アップに直結しません。
立民は自民党以上に危機に瀕していると見ています。

ピンチの時に最初に心掛けなければならないのは原点に戻ることです。
立民結党時の根っこに強権政治を嫌う有権者たちの熱い思いがあったことを思い出して欲しいです。

もういちど地域の生の声を拾い上げる活動が断じて必要です。
国会での駆け引きばかりに精力を費やしていると支持基盤は細る一方です。

立民再生のカギは地域の地道な活動にあると考えます。
地域密着の地道な活動を重ねてきめ細かにネットを通じて発信することが大切です。


神奈川県第17区の佐々木さんの活動を評価してます。
どぶ板姿勢を貫いているところに共感を覚えます。

自民党政治の転落は上から目線の強権政治にあります。
対抗したいなら自民党とは逆の下から目線で行くしかありません。

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