右傾化時代にまっとうな政治を求めて


4日昼過ぎ小田急線開成駅前に100人近い聴衆が集まりました。
立憲民主党神奈川県第17区総支部の街頭演説会です。

土曜日で雨模様。
無党派の有志が母体の集まりとしては驚異的な人出です。


衆院議員の佐々木ナオミさんの地道な活動が伺われます。
昨年の衆院選で自民に競り勝った開成町の佐々木さんへの支持は厚くなっています。


集会のメインテーマは”まっとうな政治”でした。
ゲストはまっとうな政治の提唱者の枝野幸男元立民代表でした。

立民の結党の原点は2017年10月の衆院選にあります。
小池百合子東京都知事が立ち上げた希望の党は枝野さんらを排除しました。

力任せの権力政治に対し無党派の有権者が怒りの声を上げ枝野さんらを押し上げました。
その結果誕生したのが立民です。

街頭演説の中で枝野さんは今の政治においてまっとうな政治とは何かを力説しました。
外国人に対し排除の論理を押し付けることに注意喚起していたことがi印象に残りました。


移民を増やせと主張しているのではありません。
身の回りの社会の現実を冷静に見て欲しいと呼びかけていました。

コンビニでもファミレスでも外国人抜きでは業務ができません。
様々な働く現場で外国人労働者はなくてはならない存在です。

こうした現実を無視して外国人を排除する風潮を強めることは危険だと強調してました。
日本の暮らしに適合してもらうよう努めるのが政治ということです。

しごくまっとうな主張だと思いますがこのまっとうさが通りにくくなってます。
外国人に対する根も葉もない言説がまかり取ってしまう現状が心配です。

正しい情報に基づいて冷静に議論し方向性を決めることが困難になりつつあります。
外国人に対し厳しい態度をとることと国民世論の右傾化は重なってます。

このままでは日本経済に不可欠な存在となっている外国人が居ずらい国になります。
立民がまっとうな政治を追求するのなら冷静な議論ができる環境を整える使命があります。