あしがら平野一円塾懇親会
(あしがら平野一円塾発会記念シンポジウム 6月14日 開成町民センター)
二宮尊徳先生の教えを今に生かそうとあしがら平野一円塾を一月末に立ち上げて半年と少し。6月14日に発会記念のシンポジウムを開成町で開催しました。
3・11の被災地で支援活動を継続しているNPO、ロシナンテスの現地の代表の大嶋一馬さん、農業の再生に取り組んでいる谷地沼富勝さんから話しを伺いました。
その後、お二人を交えてパネルディスカッションを行いました。テーマは農業でした。被災地の厳しい現状を知りました。乗り越えようとする勇気も知りました。
農業が子供たち教育にも大いに役立っているとの報告がありました。高校が町づくりの中核になっている地域があるという話しは興味深かったです。
昨晩、反省会を兼ねて懇親会がありました。15人が集まりました。定年してから農業に精を出している新たなメンバーも加わりました。
私の自宅そばに新しい道路ができてわずかな面積ですが残地ができました。もったないので開墾してあじさいを植え一円塾の花壇にすることになりました。
開成町があじさいの里のあじさいを管理する里親を募集しているので一円塾も参加することになりました。小さな看板を出してもらえます。
塾にはキウイづくりの名人がいます。香緑という珍しい品種を栽培しています。その方の匠の技を継承して足柄地域の特産品に育て上げたいです。
名人の農業学校を開催しようとお願いしました。少人数でもやる気のある若手農家を発掘していきたいです。継承して行きませんと消えてしまいます。
副代表の小澤峯雄さんから教育の農園を作りたいと提案がありました。不登校の子供たちを農業を通じて勇気づけたいと熱く語っていました。
既に小田原市の教育委員会とも話し合っているということでした。私から、是非協力して一円塾の活動の柱にしようと呼びかけました。
開成町でもこうした取り組みができないか早速調べてみようと思います。土の力で不登校の子供たちの心を少しでも癒すことができればと思います。
あしがら平野一円塾の意見交換は夜10時ごろまで続きました。お酒も入ってとても楽しい会でした。徐々に農業に熱い思いを持っている若い参加者を募りたいです。