政治家は謙虚に出会いを大切に!
20日故・野中広務さんの生誕100年をお祝いする集いがありました。
内閣官房長官や自民党幹事長を務められた方だけにそうそうたる皆さんがお見えでした。
会場は六本木交差点近くにあるおしゃれなパーティースペースでした。
さすが東京という感じです。
そんな中で乾杯の音頭を取ったのは千葉県八千代市議会議員でした。
大塚裕介さんで40そこそこです。
司会者よりなぜ乾杯の音頭を取ってもらうか説明がありました。
中学生の時から野中さんの事務所に入り浸っていたとのことです。
野中さんよりいつでも事務所に来いと声をかけられ実践したわけです。
政治好きなことはさておきなぜ野中さんだったか気になります。
大塚さんは野中さんにとって孫の年代です。
中学生が飛び込んできてくれ目に入れても痛くないほどかわいかったのだと思います。
大塚さんは成長し20代半ばで市議会議員に当選し現在4期目、すでに議長も務めています。
野中さんが選挙応援に駆け付けてくれたと話していました。
終了間際になってしまいましたが挨拶しようと大塚さんに近づいて声をかけました。
「露木と言いますが…」と言いかけると「露木さんですよね。」と返されました。
初対面のはずなのにおかしいなと思いました。
何と私のブログの愛読者でした。
チェックしてますと言われ恐縮するとともに身が引き締まる思いがしました。
一字一句おろそかにはできません。
帰りの電車の中でスマホを手に取ると大塚さんよりメッセージが来てました。
ごあいさつさせていただき感謝という趣旨でした。
野中イズムが染み込んでいると思いました。
政治家は謙虚に出会いを大切にという精神です。
一票を入れていただく職業である以上は断じて外せない心がけです。
すぐに日程調整して近く東京で会うことにしました。
私は野中先生の子どもの世代で大塚さんにとって父の世代です。
恐れ多いですが私の父のような存在だった野中先生になり代わり大塚さんに会ってみます。