草刈りから学ぶまちづくり

21日のブログで草刈りの大敵がつるの雑草だと書きました。
畏友より反応がありました。

つるのはびこり具合と地域の疲弊との相関関係についてです。
斬新な視点に目を丸くしました。

地域の疲弊はつるの浸食から始まるというのです。
確かに人手不足で手が入らなければすぐにつるが伸び出します。

一定限度を超えるとお手上げ状態になるのは草刈りをしたことのある人なら誰しも体験してます。
人口減少と高齢化が進めばつるの天国となります。

元気な植物には微弱電力が発生していてつるは感知して避けているとの仮説もあるとのことです。
植物同士でいわば探り合っているとの説ですが妙に説得力あります。


昨日も草刈りでした。
足柄の歴史再発見クラブの欠かせない有償ボランティア活動です。


神奈川県と契約して県が管理する酒匂川の土手の草刈りをしてます。
1回30万円程度年に2回行い冊子の印刷代に充てています。


土手もつるとの闘いです。
ただし年に2回はきちんと手が入っていますので何とか対処可能なレベルにとどまってます。


土手は広々としてますので大型の草刈り機を入れることができるのが大きいです。
樹木の周りは大型の機械は入りませんので手持ちの草刈り機で対応します。

いずれ掃除機みたいにロボットが活躍する時代が来るというか来ないと手が回らないでしょう。
相当にニーズがあると思いますのでメーカーの開発を期待して止みません。

掃除ロボット型草刈り機が安価で開発されたら大ヒット商品になります。
こまめに草刈りできればつるも容易に侵入できません。

中山間地で活用すれば獣害を食い止める手段ともなります。
きれいになっていれば隠れる場所がない訳ですので動物は侵入しにくいです。

先のブログで草刈りから政治のありようを語ろうと試みたのは見当違いでした。
草刈りで地域の疲弊度合いを測ることができます。

本当にたかが草刈りされど草刈りです。
まちづくりのひとつの柱に掲げても良いテーマです。