拉致問題解決の一点突破全面展開内閣への期待
高市政権、内政は難路とブログで書きました。
少数与党であるためです。
衆院の比例代表の定数削減という厄介な課題と向き合わなければなりません。
発足当初の高い支持率を背景に強引に進めると議論は荒れると見てます。
外交は別です。
内政の対立は水際までです。
与野党で一致する課題に積極果敢に取り組むことは高市政権の立場を強めます。
というかこれしか選択肢はないと思います。
拉致問題解決のための日朝首脳会談の実現は最もふさわしい重要課題です。
誰ひとり反対はしないでしょう。
懸念材料があるとすればアメリカが北朝鮮にちょっかい出すなとのサインが出るかもしれません。
1991年政界のドンであった金丸信さんを団長とする訪朝団はアメリカへの根回し不足で失敗しました。
日米首脳会談を見る限りは心配は和らぎました。
あとは口先ではなく肚があるかどうか高市総理次第です。
小泉純一郎さんは2004年拉致被害者の一部帰国を実現させました。
しかしその後の交渉は難航し袋小路に入ってます。
高市総理が拉致問題解決を外交の一丁目一番地と位置付けて臨んだら事態は動くかもしれません。
拉致家族とトランプ大統領とのサプライズ会談を演出したりそれなりの努力は感じとれます。
しかしアメリカにすがるだけでは問題解決は難しいです。
中国とロシアという北朝鮮に影響力がある国へのアプローチも欠かせないはずです。
高市総理に対し中国が冷たいです。
中国に媚びを売る必要は毛頭ありませんが溝を際立たせるのは得策ではありません。
高市総理の側から訪中を持ちかけたらどうでしょうか。
狙いは拉致問題の解決です。
対立が続くロシアに対しても拉致問題でアプローチすることは可能ではないでしょうか。
北朝鮮と蜜月関係にあるロシアを使わない手はないと思います。
外堀が埋められれば日朝首脳会談で金正恩総書記に直談判です。
常識にとらわれていては拉致問題はいつまでたっても解決の糸口を見つけられません。

