クマ被害が警告する地方の衰退

木の画像のようです
4日晩、自宅の庭の茂みでサルがいるのを孫たちが見つけました。
困りごとができました。

窓を開け放しに出来ないことです。
網戸も頼りになりません。

わが家は築200年ほどの古い農家の造りの母屋と2軒の離れに分かれてます。
離れは新しく建てたので管理しやすいですが母屋は難物です。

締め切るのに手間がいります。
留守の時は保護ネコのコンちゃんがひとりで見張り番です。

3人、猫、テキストの画像のようです
相手がクマとなると簡単ではありません。
わが家が秋田県の山沿いにあったら母屋には住めません。

クマの力で体当たりされれば古い造りの家の玄関はひとたまりもありません。
縁側のガラス戸も同様です。

飼い犬だって一撃されてしまうのでネコちゃんでは太刀打ちできません。
クマが出没している地域で古い住宅に住む人たちは気が気ではないと思います。

わが家は水田で囲まれ離れたところには耕作放棄地のやぶもあります。
野生動物は確実に潜んでます。


隠れ場所を少なくしようと自宅周辺の草刈りに励んでます。
難敵は何度かブログで紹介したつる性の雑草です。


わが家は7人家族で息子夫婦はまだ40代前半ですので対応できます。
80代90代だけの家族となると草刈りもままなりません。

クマの被害にあわれた方々の年齢は相当に高いです。
最も被害の多い秋田県の高齢化率は40%近く後期高齢者も20%越えで全国一です。

クマの被害は高齢化の進展と同時進行です。
雑草を刈るという初歩的な対応すら難しいのだと推測します。

地方が衰退していることをクマの被害は示しています。
地方の疲弊を放置したつけです。

高市政権、地方創生にさほど目が向いていないように見えます。
クマが高市政権が抱えるアキレス腱は何かを教えてくれてます。