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(写真は愛知県豊橋市プラネットの植物実験工場)

昨日、神奈川県県西地域県政総合センターで酒匂川流域自然エネルギー研究開発協議会と西湘自然環境再生協議会合同でプレゼンテーションを行いました。

県側からは中村センター長を始めセンターの幹部、本庁からは政策局の副局長、県西地域活性化担当部長ら12人が参加されました。

私たちの提案の統一タイトルは、「山と里の連携が創る未来都市」です。副題は、バイオマスが支える未病産業の創出と集積としました。

黒岩知事が目指す未病を産業化の観点から捉えて薬草栽培の拠点を創り出すことを目指し、そのエネルギー源としてバイオマス資源の活用を図ろうというものです。

小さな一歩から踏み出すことを考えています。野菜工場から始めます。本棚のようなラックを置くスペースがあればミニミニ植物工場となります。

ウレタンマットを敷いた箱型の野菜を育てる苗床を置きそこで野菜を栽培します。水耕と土壌栽培の中間のシステムといえます。多品種少量で野菜を生産できます。

このシステムは、愛知県豊橋市の施設園芸を手掛けているプラネットが開発しました。沖縄県で昨年の秋大型工場が稼働しました。

スーパーへの出荷も行われ市場での評価が高いとのことです。地価の高い首都圏では大型工場は無理だと判断し小さな小さなシステムを提案してます。

数十万円の投資で始められますので個人農家でも手が出せます。もう少し大掛かりになればコンテナほどの大きさ、更に拡大すれ倉庫などの活用が考えられます。

大きくした段階でバイオマスを冷暖房のエネルギーとして活用して行こうと考えています。26日の開成町の環境フェアにも最小単位のシステムを出展します。

南足柄市内の農家で実証実験を行うことも決まっています。栽培された野菜を直販所やスーパーで販売し評価してもらうことにしています。

開成町の瀬戸酒造の酒蔵の再生に向けての調査も提案しました。地域で原料となる無農薬酒米を生産することとセットで提案したところが特徴です。

酒米は完全な品薄状態で酒米の確保なしに酒蔵の再生はあり得ないということですので高い価格で売れる酒米栽培農家の育成と同時進行のプランです。

大手化学メーカーは、薬草由来の医薬品、健康食品の開発にしのぎを削っています。近未来にその成果が出てくるとにらんで薬草栽培の拠点づくりの提案をしました。

路地で栽培するもの植物工場で栽培するもの、あるいは田んぼのような水を好むもの色々とケースがあり得ます。多様なケースに対応しなければなりません。

薬草栽培を行う農業公園のような拠点をイメージしています。こう言った形で整備すれば観光資源としても活用できます。

南足柄市内の壗下・竹松地域には広大な企業誘致を予定している農地があります。このあたり一帯を農業公園型の薬草栽培エリアにできないかという提案です。

新建材CLT(直交集成材 クロス ラミネイティッド ティンバー)によるモデル的な建築物の建設やCLT製造に向けての構想も伝えました。

最後に地域全体のグリーン化やグリーンセラピーの可能性についても触れました。意見交換も含めて2時間でした。今後も連絡を取り合うことになりました。