年の瀬、つらい出来事からさよならするために

2025年も残り2週間です。
1年を振り返る時期となりました。

良くないことが多かった方もいられるでしょう。
乗り越えない限り前に進むことはできません。

中島みゆきさんに「あのさよならにさようならを」という楽曲があります。
華原朋美さんに提供したものです。

華原さんは90年代小室哲哉さんの寵愛を受けJポップの最前線を駆け抜けました。
小室さんとの破局もあって波乱万丈の歩みを始めたのが2000年代です。

2006年華原さんの強い願いが叶い中島さんの歌を手にしました。
「あのさよなら」とは小室さんとの別れを象徴していると思います。

そこからさよならするとはどういうことでしょうか。
過去にこだわらないでという中島さんからのエールです。

逃げずに中立的に観ることを求めていると捉えてます。
中立的とは良いとか悪いとか価値判断しないことです。

良いとか悪いとかは見栄とか欲に基づいて判断しているものです。
一切そんなものとは関係ないという心境になれば善し悪しの感情は無くなります。

新たな地平線が見えてきます。
大きな次元から見ることができます。

2011年4月から2013年7月にかけて県知事選、衆参両院選と3連敗を喫しました。
ドツボ状態でした。

みっともないという感覚はありませんでした。
挑戦したという自負が何とか支えていました。

どうしてこうなったのか考えているうちにふと人生の試練だと思うようになりました。
新たな使命感が産まれました。

今年1年よくない出来事ばかりだったと思われている皆さん負けないでください。
まずは価値判断抜きに受け止めてみることです。

現状を見る眼が変わるはずです。
自ずと前を向く勇気が湧いてきて新たな一歩を歩めます。